前回のあらすじ。 闇の巫女の依り代がいるという修道院に到着したアティナー達。 依り代であるタミルは人々に聖女と呼ばれ、日々人々を治療していた。彼女が同行するための条件として、夜な夜な現れる大蛇の調査を依頼される。 調査の最中、アティナーとセミスは件の大蛇を目の当たりにするが…

村の問題を解決したアティナー一行。 突然現れた生物に困惑するも、目的地の修道院に到着する。 そこでは修道士達がリドゥイルに襲われていて…

リドゥイルという魔物が蔓延る世界。その侵食を抑える役目を担う国、C・I。魔法力が無く血族でもない王女アティナーとリドゥイルを惹いてしまう騎士ロスト。 もうすぐ重要な祭事を控えている中、遠征から戻ってきたロスト。 寮へと戻る途中、同僚に声を掛けられ… ２人を取り巻く物語。

アティナーは毎日主塔から昇る制御魔法を眺めて呟く。 「自分は…」 一方ロストは戦場から帰還し、しばしの日常を過ごす予定だったが… C・I国、リドゥイル。 彼らが過ごす世界が少しずつ見えてくる第二話。