黒き魔力を秘めた魔水晶に影を囚われ、白髪に昏らき肌色と昼夜に性を分かち真の姿に戻れるのは満月の夜のみの「新月の呪詛」。呪詛の真の苦痛とは今宵、月蝕の夜に現れる⋯。 ※台詞、タイトル打ち以外は、すべてアナログ水彩で作成しております※

不意を突かれ囚われてしまったイシェル。 彼女の声なき声を感じ取り遁走する イシェルだけの魔法使いディア。 今、もう一つの「約束」も 破られようとしていた…。 更なるダークな展開の第２章から 物語は新たなる旅立ちの第３章へ…。

13年前の王都崩壊時の真相を知った傷心のイシェル。幼き日々の優しく切ない思い出に浸る中、早くも魔の手が忍び寄る…。

立ち寄った村で請け負った依頼。駆けつけたディアに安堵の表情を浮かべる傷付いたイシェルの姿。ふと、ある日の記憶が錯綜する…